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【重要】問い合わせフォームからのお問い合わせについて2012年12月30日

お問い合わせフォームからのお問い合わせに関して,メールアドレスが誤っているためにご回答ができない場合があります。

メールアドレスが誤っている場合,当方よりご連絡ができなくなる場合がありますので,
ご記入のメールアドレスが正しいかどうか,送信の際にご確認をお願いいたします。

また,お使いのメールソフトやセキュリティソフトによっては,ご回答のメールを「迷惑メール」と判定してしまう可能性もあります。
@handa-law.jp からのメールを受信するようご設定いただければ幸いです。

お問い合わせから2~3日が経過しても回答のメールがない場合,上記の事態が考えられますので
その場合には誠に恐れ入りますが,再度問い合わせフォームよりご連絡をいただきますようお願いいたします。

年末年始の受付について2012年12月28日

年末年始は 12月29日(土)~1月6日(日)の間,お休みをいただきます。
期間中に緊急のお問い合わせがありましたら,問い合わせフォームよりお問い合わせください。
(留守番電話の確認も,休業期間中は行いません)

問い合わせフォームからのお問い合わせに対するご回答は,原則としてメールにて行います。
メールでのご回答が差し支える場合は,その旨お書き添え下さい。
なお,ご回答にお時間をいただく場合もありますのでご容赦ください。

本年も皆様のおかげをもちまして,無事に業務を終えることができました。
2013年もこれまで以上のお引き立ての程,よろしくお願いいたします。

サンタクロースと住居侵入罪2012年12月22日

もうすぐクリスマスですね。街も華やかなクリスマスムード一色です。
クリスマスは本来イエス・キリストの生誕を祝うキリスト教の記念日(降誕祭)ですが,
どちらかというと真っ赤な衣装に身を包んでプレゼントを持ってやってくる
「サンタクロース」のイメージが強いのではないでしょうか。このサンタさん,「煙突から家の中に入る」「よい子の枕元にプレゼントを置いて帰る」という行動をとりますが,
これって犯罪じゃないか?,と考えた人もいるかもしれません。
そこで,今回は「サンタクロースは住居侵入罪にあたるか?」について
法律的観点から考えてみたいと思います。
(なお,これは弁護士の一意見にすぎず,確定的な解釈を示すものではありません)

まず,サンタさんは勝手に人の家に入るわけですから
「住居侵入罪(刑法130条)」にあたらないか,という問題が出てきます。
刑法130条は「正当な理由がないのに、人の住居(中略)に侵入し(中略)た者は、三年以下の懲役又は十万円以下の罰金に処する。」と定めており
勝手に人の家に入ってくるサンタさんはこれに当たるとも思われます。

しかしながら,家に入ることに住人が同意している場合には住居侵入罪は成立しません。
サンタさんの風習が一般的になっている現代の日本において,多くのご家庭ではサンタさんが入ってくることを推定的に同意していると考えられます。
したがって,特に事情がなければサンタさんに住居侵入罪は成立しないと思われます。
しかし「サンタだか三太だかしらねぇが,ウチはそんなのはお断りだよ!」という方もおられるかもしれません。
そのようなご家庭は「サンタお断り」という張り紙を煙突に貼っておけば上記同意が否定されることになりますので,
この場合にはサンタさんに住居侵入罪が成立することになります。

なお,住居侵入罪については,最高裁判所平成20年4月11日判決(立川反戦ビラ事件)において
管理権者の意思に反して(ビラお断りという張り紙があったようです)政治的意見を記したビラを投函する行為は住居侵入罪にあたるとしています。
この事件は,憲法21条1項で保障される「表現の自由」との関係で住居侵入罪の成否が問題となったものです。

私の個人的意見としては「表現の自由を尊重すべき」であり,
この場合には「(管理権者の同意がなくても)正当な理由がある」と考えているところですが
最高裁判所は住居侵入罪を認めても憲法21条1項に違反しない,としています。

この最高裁判決に従えば,たとえ一般的に認知されているサンタさんでも
管理権者の意思に反してプレゼントを届けに行けば住居侵入罪が成立してしまうのではないでしょうか。
(サンタさんの行為は表現行為ではないので,より住居侵入罪の成立を認める方向に傾くと思います)

したがって,サンタさんに来て欲しくない場合にはきちんと張り紙をすることが大切ですね(って,そんなご家庭は珍しいと思いますが)。
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