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「段取り」って大事ですよね2013年03月06日

法律相談で多く見かけるケースとして「対処すべき事項のどこから手をつけていいか分からなくなり、全てに対応できなくなっている」方がおられます(特に借金問題)
この場合、①「対応しなければならないことが何かをまず整理する」
②「整理した事項について優先順位をつけて処理する」
(たとえば借金問題の場合,ヤミ金や取り立てが厳しいところから対応する,債務の全体像と生活の収支を把握する,そのうえで落ち着いた後に今後の方向を検討する)
ことをアドバイスすることを心がけています。

この場合の優先順位については,いろいろなパターンがあるのですが
多くの場合,「発生する危険が重大で切迫しているものから」
「締め切りが近いものから」
「手をつけやすいもの,簡単なものから(精神的負担の軽減のため)」
という順番が多くあります。(気乗りがしない事項を先に処理することで,劇的に改善することもあるのですが)

これは借金問題に限らず、他の案件でも同様です。
離婚であればDVがあればまず身を隠す、その上でまず離婚するかしないかを決断するということになりますし、
相続であれば特定の遺産の分配に固執せず、相続財産全体を見渡して解決へのグランドデザインを決めて行くことが結果としてスムーズな解決につながると考えています。
他の事件でも、前提問題の整理と証拠の確保から入って、次はどこに行って何をするかを順序立てて考えれば、
当初混乱されている相談者・依頼者もしだいに落ち着きを取り戻し、肩の荷が下りたような表情になられる方がほとんどです。
どこから手をつけていいかわからない状況こそが人を不安にさせるのでしょう。

と、ここまで書いてきて気づきましたが、この理は締め切りに追われる我々の仕事にも当てはまるんですよね。
何事にも優先順位をきちんと決めておくことが重要なのは,どの場面でも同じと言うことなのでしょう。
もちろん、当初の考えにに固執して柔軟性を失うことは論外なのですが。
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