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B型肝炎訴訟に1人でも多くの被害者の参加を!2011年08月18日

B型肝炎は、B型肝炎ウイルス(HBV)の感染によって起こる肝臓の病気です。
 一般に、成人が初めてHBVに感染した場合、そのほとんどは「一過性の感染」で治癒し、臨床的には終生免疫を獲得し、再び感染することはありません。
 他方、乳幼児期(0~6歳)にHBVに感染した場合、HBVを異物と判断できずにHBVに持続感染してしまいます。
 ところで,注射針を使い回したり、注射針を取り替えても筒を換えないまま回し打ちをしたりすると、肝炎が蔓延することは戦前から知られていました。
 しかし,厚生省は、この事実を十分に認識していたにも関わらず、またWHOから勧告を受けていたにも関わらず、費用やわずかな手間を惜しんで、昭和63年頃まで予防接種における回し打ちを黙認し続けてきました。
 厚生省は、このようなウイルス感染の危険性のある集団予防接種を、法律によって全ての国民・住民に戦後40年間強制した結果、現在の多数の被害者を生じさせたのです。
 この予防接種におけるB型肝炎被害について,平成18年6月に国の責任を認める最高裁判決が下され,また平成23年6月28日には、B型肝炎訴訟の原告団・弁護団と国との間で、B型肝炎被害者に対して国が正式に謝罪し、被害者を和解によって救済する基準などを定めた「基本合意」が成立しました。
 しかし,現時点では基本合意に基づき救済を受けるためには,訴訟を提起し,所定の要件を満たすことを証明する必要があります。そのためには,まず弁護団にご相談いただき,ご相談者が提訴のための所定の要件を満たすか,及び要件を満たすことの証拠があるかについて,検討させて頂く必要があります。
 当事務所も,全国B型肝炎九州訴訟弁護団・佐賀弁護団に所属し,1人でも多くの被害者の救済に向けて尽力しています。
 B型肝炎訴訟は,今後も随時提訴が行われます。多くの被害者が声を上げることで,訴訟を前提としない,被害者全体の救済に繋がります。
 是非多くの被害者の皆様の,原告団へのご参加をお願いいたします。
 お問い合わせは,全国B型肝炎九州訴訟弁護団・佐賀弁護団(佐賀中央法律事務所内 TEL:0952-25-3121,受付時間 毎週水曜日午後6時~午後8時)までお電話下さい。
(参考リンク)
全国B型肝炎九州訴訟弁護団
厚生労働省
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